
厳粛さを保つために、暗く静かに閉ざされた、無窓式の礼拝堂。謙虚な十字架と歴史を語るステンドグラスがわずかな光を残している。教会内に散りばめられたひとつひとつの物は、全て価値あるアンティーク。古き歴史と伝統、本物の愛と宗教心を語る聖具たちである。
教会の入口を守るイエスの復活のステンドグラスが全ての人を優しく見下ろし、礼拝堂の入口に置かれた1720年製作の大時計は、今も永遠の時を静かに刻み続ける。
聖壇・説教台・聖書台・サイン台 200年以上前から英国の教会で実際に使われていた大切な聖具。時を経て場所を移して再現され、今もまだ教会の命としてそのまま大切に使われている。古めかしい光を宿して飴色に輝くそれらには、歴史ある物にしかあり得ない強い存在感と真実の美しさがある。
ベンチシート 参列者が腰を掛け、祈りを捧げるための木の長椅子。磨き抜かれた飴色に輝いている。朽ち果てて抜け落ちた欠番があるため、不揃いな古い番号札が残されている。実際に200年以上前から使われていたことを忍べる様々な英語の落書きや傷があり、いまも修復しながら大切に使われている。礼拝堂は180名収容。
ステンドグラス 夜の救い主、キリストの誕生を知りお祝いに駆けつけた東方の三賢人が描かれた琥珀色のステンドグラスは、プロテスタントの教会らしい敬虔な慎ましさに溢れている。キリストの復活(イースター)を現した最も大切なステンドグラスは、セレモニーを終えて礼拝堂を出る二人と参列者を見下ろす教会の出入口に掲げられている。
パイプオルガン 大変珍しく美しい、木製の大パイプオルガンも、200年以上前から英国の教会で、実際に使用され続けてきた本物。パイプ操作により太い木管から重厚な音が鳴り響き、地響きと共に足元から伝わる。このパイプオルガンは専門教育を受けたオルガニストにしか弾くことは許されず、3名のオルガニストによって大切に弾き継がれている。
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