MESSAGE
メッセージ
お客様に必要とされる、意義ある企業として永続したい
(株)レストランスワンは1965年、前橋・幸の池の畔に「食堂スワン」として生まれました。高台の2階でテラス席もあるとても見晴らしの良い場所に、当時はまだ珍しかった西洋料理の店として、春の桜並木、夏の新緑、秋の紅葉を訪ねてたくさんの家族が訪れるレストランでした。幸の池には、現在の上皇・上皇后陛下の結婚記念に放たれた2羽のつがいの白鳥が子供を産んで育てており、それを見て、家族の最高に幸せなお祝い事である「結婚式」の仕事をやりたい。最も正式なフランス料理を披露宴の料理として、たくさんの人にふるまいたい。そんな思いでウエディング産業に進出しました。
一方で、(株)レストランスワンの前身は映画産業であり、また料理学校です。戦後の復興で映画産業が盛んとなった時、街で映画を見てから食事をして帰る、という流れが生まれ、映画館の近くにレストランが作られました。(株)レストランスワンの初代社長である山崎秀冠は、街中で主婦を教える料理学校から身を起こし、北関東最大の料理専門学校に発展させた女性です。専門教育の大切さを世に広めた、愛にあふれた人で、食は勿論のこと、映画や音楽や舞台も大好きでした。学校法人「山崎学園」は、料理・製菓・栄養の専門学校以外にも、サービスやクリエイターのプロを育てるビジネス三校を従えて、今でも多くのシェフや専門家を世に輩出しています。
二代目社長の萩原康充(現在は代表取締役会長)も映画館の支配人から身を起こし、レストランから始めて、結婚式場、公共会館のバンケット、ホテルの飲食、主要な場所のレストラン、カフェなどを手掛け、ケータリング、コンベンションの分野にもいち早く参入し、今のスワングループを育て上げました。
私は(株)レストランスワンの愛にあふれた幸せの歴史と、長きに渡る文化的背景、またそれを全うしようと、各店にて力をふるう多くの社員と仲間たち、そしてお客様を愛しています。地域に愛される、お客様に必要とされる、意義ある企業として永続したいと願っております。
(株)レストランスワン
代表取締役社長 作能 小百合